理想には時代や文化を超えて共通する普遍的理想と、その人自身のベストな状態を引き出す個人的理想とがあります。
普遍的理想は個性が乏しくなる一方、条件を満たして個別に具現化することが難しいとされます。
バストに左右差が発生するには多くの原因が考えられ、その原因は人によって様々です。
まずは原因を考え、その上でご本人様のご希望とボディライン・全体のバランスなどを考慮した改善策をいくつかご提案致します。
女性の乳房は、本来授乳目的の臓器であるため乳腺・乳輪・乳頭が発達しています。バストの左右差や形も骨格や筋肉の量乳腺や乳輪の形状、バストの皮膚の伸展率などに影響されることもしばしばあります。例えば背骨が歪んでいると肋骨の片方が前方に張り出して、同じ側のバストが見かけ上大きく見えることもよくあります。最も大きい要因はやはり乳房内の脂肪組織の量です。授乳を経験された方は、エネルギーを消費されて脂肪分が減るためと、皮膚が過剰に伸展されるために肉割れや下垂、乳輪の拡大や乳頭の過伸展が生じることもしばしばあります。また右利きの人は、正面から見て右側のバストの9時〜12時方向の脂肪が薄い傾向があります。